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映画『空白』ネタバレ感想とラスト結末の解説!古田新太 x 松坂桃李のシリアスストーリー

映画『空白』ネタバレ感想とラスト結末の解説!古田新太 x 松坂桃李のシリアスストーリー

誰にでも起こりうる出来事で、それぞれの人生が狂いだす!

『新聞記者』『MOTHER マザー』のスターサンズと『ヒメノア~ル』『愛しのアイリーン』の吉田恵輔監督とタッグを組んで吉田恵輔監督のオリジナル脚本で挑んだヒューマンサスペンス。

父親なら娘がなぜ死ななければいけなかったのか?

真実を突き詰めることが周りの人たちの人生を狂わせていく。

目次

映画『空白』の作品情報

引用:空白公式サイト

【公開】
2021年

【監督】
吉田恵輔

【キャスト】

  • 古田新太 ・・・ 添田充 (漁師で花音の父)
  • 松坂桃李 ・・・ 青柳直人(スーパーあおやぎの店長)
  • 田畑智子 ・・・ 松本翔子(充の元妻で花音の母)
  • 伊東蒼  ・・・ 花音  (充の娘)
  • 藤原季節 ・・・ 野木龍馬(充の)
  • 片岡礼子 ・・・ 中山緑 (花音をはねた運転手の母)
  • 趣里   ・・・ 今井若菜(花音の担任)
  • 寺島しのぶ・・・ 草加部麻子(スーパーあおやぎのパート)

【作品概要】

映画『空白』のあらすじとネタバレ

引用:空白公式サイト

漁師の添田充は粗暴な性格なので漁師仲間からも疎まれている。

離婚して一人娘の花音を男手一つで育てているが自分の思いを言えないほどのおとなしい性格なので粗暴な充には何も言えないので実の母に色んなことを相談していた。

ある夜、花音が充に学校のことを相談しようとしたが怒ったように接する充には何も言えない。

そんな時にスマホの着信が鳴ってしまうが充が知らない実の母が持たせたスマホだった。

充はスマホを取り上げて窓から投げ捨ててしまった。

別の日、花音はスーパー青柳でマニキュアを手に取ろうとしたとき店長の青柳に万引きと思われて腕をつかまれ事務所に連れていかれる。

父の充が怖かったのか逃げ出して走り去るのを青柳が追いかけているときに乗用車にはねられて対向車線に飛ばされてトラックにひかれて亡くなってしまう。

ここから充は花音が万引きを疑われて学校でいじめがあったのではないかと思い中学校に怒鳴り込んでいく。

ワイドショーの報道も過熱して被害者の添田充、追いかけた青柳が加害者にされて悪意すら感じられるものだ。

ここから先はネタバレや結末の記載がありますので『空白』をまだ見ていない、結末を知りたくない方は注意してくださいね!

引用:空白公式サイト

充が中学校にいじめのアンケートの結果を聞きに行ったとき校長から過去に生徒がスーパー青柳の店長から痴漢をされたことがあったと気化されて青柳がイタズラ目的ではないかと疑い、青柳を執拗に追い詰めていく。

青柳は悪意ある報道によってスーパー青柳に誹謗中傷が多数来て、その上スーパー青柳でボヤまで起きる。

充に追いかけられて事故現場に行くことになり花音が事故に合った時の様子を説明する。

その時にトラックにはねられそうになり充が青柳に「死ぬんなら人に迷惑かけずに一人で死ね!」と言われて精神的に行き詰っていき自殺未遂をしてしまいスーパー青柳も閉店する。

同じころ花音をはねた乗用車を運転していた女性が自殺したと充に連絡が入る。

充が自殺した女性のお通夜に行くと女性の母から「よく笑う優しい娘でした、許してやってください。」と言われて充は花音のことを何も知らなかったと気づかされる。

充は心の穴を埋めようと花音のことを知ろうと遺品から絵をかいたり花音が好きだったマンガを読んだりしているうちに、ぬいぐるみに隠し持っていた多数のマニキュアを見つけてしまう。

花音が万引きをしていたかもしれないと思った充は次第に前に進む気持ちになっていく。

そんな時、工事現場でガードマンをしている青柳と再会する。

二人で話しをしているとき充のカバンに付けたキーホルダーを青柳が見てトラウマのように土下座して謝りだす。

ある日、中学校の担任が美術部だった花音の遺品の絵を持ってきた。

ラストシーンは充が書いたイルカのような雲を描いた絵とそっくりな花音が描いた絵があったのだ!

充と花音は同じ雲を見ていたことで少し娘のことを知れたのかもしれない。

映画『空白』の感想と評価

引用:空白公式サイト

娘を失った父の悲しみと誰にぶつければいいかわからない怒りを古田新太さんが熱演しています!

この映画『空白』の添田充は古田新太さんしかできないのではないか?と思います。

ストーリーは過去に本屋で万引きした中学生が警察から逃げて電車にはねられて死亡してしまう事件がありました。

当時、大きく報道されて本屋が誹謗中傷されて閉店してしまうことを吉田恵輔監督が記憶に残っておりストーリーにしたと言っております。

映画自体は最後まで重苦しいまま終わりますが少しですが心の変化を感じ取れるのはよかったですね。

引用:空白公式サイト

家族が事故で亡くなるのは突然、心に穴が開くので決して埋まることはありませんが映画の中で添田充がつぶやく「みんなどうやって折り合いつけてるんだろうな?」のセリフが『空白』の意味なんだと感じました。

映画『空白』は、たくさんの人に観てほしい映画です。

まとめ

引用:空白公式サイト

今回は吉田恵輔監督、古田新太さん主演の『空白』を紹介しました。

古田新太さん、松坂桃李さん出演されている俳優さんは実力派の方ばかりなのでおすすめの映画ですよ!

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