パーティー参加者500名、全員仮装、全員容疑者!
『死』のカウントダウンを止めることはできるのか?
東野圭吾の小説『マスカレード・ホテル』に続く第2弾『マスカレード・ナイト』を木村拓哉 X 長澤まさみが再びバディを組んで鈴木雅之監督のもと映画化!
今回はどんな犯人と戦うことになるんでしょうか?
小説では12月26日から元旦の未明までのストーリーですが映画では12月31日から元旦の未明までなのでスピード感あふれる展開で物語が進んでいきます。
木村拓哉と長澤まさみの絶妙なコンビを楽しめる『マスカレード・ナイト』の見どころを紹介します。
映画『マスカレード・ナイト』の作品情報

【公開】
2021年
【原作】
東野圭吾
【監督】
鈴木雅之
【キャスト】
- 新田浩介 ・・・ 木村拓哉
- 山岸尚美 ・・・ 長澤まさみ
- 能勢 ・・・ 小日向文世
- 本宮 ・・・ 梶原善
- 関根 ・・・ 泉澤祐希
- 久我 ・・・ 東根作寿英
- 川本 ・・・ 石川恋
- 奥田真由美・・・ 中村アン
- 秋山久美子・・・ 田中みな実
- 氏原祐作 ・・・ 石黒賢
- 日下部篤哉・・・ 沢村一樹
- 曽野昌明 ・・・ 勝村正信
- 曽野真智子・・・ 木村佳乃
- 狩野妙子 ・・・ 凰稀かなめ
- 仲根緑 ・・・ 麻生久美子
- 貝塚由里 ・・・ 高岡早紀
- 浦部幹夫 ・・・ 博多華丸
- 田倉 ・・・ 鶴見慎吾
- 尾崎 ・・・ 篠井英介
- 藤木 ・・・ 石橋凌
- 稲垣 ・・・ 渡部篤郎
【作品概要】
東野圭吾の小説『マスカレード・ホテル』に続く第2弾『マスカレード・ナイト』を木村拓哉 X 長澤まさみが再びバディを組んで鈴木雅之監督のもと映画化!
12月31日にホテル コルテシア東京で開催されるカウントダウンパーティーに凶悪な殺人犯が現れるという密航状の情報をもとにホテル内に捜査本部が設置される。
『ホテル コルテシア東京』を舞台に繰り広げられるサスペンスで破天荒な刑事 新田浩介(木村拓哉)と、まじめすぎるホテルマン 山岸尚美(長澤まさみ)が仮面の下に隠された凶悪な殺人犯と対峙する。
二人は殺人事件を防ぐことができるのか?
映画『マスカレード・ナイト』のあらすじとネタバレ

警察に匿名の密告状が届きロリータファッションでタイマーを付けられて感電死させるという不可解な殺人事件が発覚する。
捜査本部にまたも密告状が届き殺人犯が『ホテル コルテシア東京』で開かれるカウントダウンパーティーに現れるというものだった。
そこで警視庁捜査一課の新田浩介はホテルのフロントクラークとして潜入してコンシェルジュの山岸尚美とともに事件解決にむけて奔走する。
マスカレードナイトとは『仮面舞踏会』のことなので『ホテル コルテシア東京』で開かれるカウントダウンパーティーには仮面をつけた人が500人参加する全員が容疑者になります。
仮面や仮装をする前のチェックインの時を狙って身元を一人一人照合していき怪しい人物をあぶりだしていく地道な作業の中で過去にもタイマーで感電死させる事件があったことを発見する。
事件と並行してコンシェルジュの山岸尚美に降りかかる『お客様』からの要望に対応する方法が秀逸でマスカレードシリーズの見どころの一つなので「そんなかわしかたがあったのか!」と感心するばかりだと思いますよ。
刑事の新田浩介もフロントクラークとして前作から潜入しているので2回目となると、すっかりホテルマンになっています。
パーティーの参加者を調べていくうちに被害者の女性の関係者が浮上する。
警察が最重要容疑者として浦部幹夫(博多華丸)をマークするが決定的な証拠がないまま時間だけが過ぎていきカウントダウンパーティーが始まる夜11時が近づいてしまう。
ここからはネタバレやラストシーンなどの記載がありますので『マスカレード・ナイト』をまだ見ていない・結末を知りたくない方は注意してくださいね!

『マスカレード・ナイト』のキーマンは麻生久美子・木村佳乃・高岡早紀の3人
曽根真知子(木村佳乃)は息子が殺人現場を盗撮したことを貝塚由里に告白する。
貝塚由里は犯人を脅迫して現金を要求して受け取ったら警察に捕まえさせようと策略して警察に密告状を送った。
だが貝塚由里は犯人に捕まってしまう。
近くにいた山岸尚美も一緒に捕まってしまい感電タイマーを付けられてしまう。
一方、曽根真知子は犯人と取り引きしていて犯人に貝塚由里を殺させるために協力していた。
なんと曽根真知子の夫の曽根昌明(勝村政信)は貝塚由里と不倫していたのだ!
『ホテル コルテシア東京』のカウントダウンパーティーに出席する500人の中に夫婦で宿泊しているのに夫の姿がなく、いつも1人で行動しているのが麻生久美子扮する仲根緑。
怪しさMAXですよね!
実は夫がガンで亡くなって思い出を断ち切るためにカウントダウンパーティーに参加すると新田と山岸に告白する。
だが仲根緑は偽名で本当の名前は『モリサワヒカル』で犯人だった!
動機はレイプされた双子の妹が警察の取り調べで受けたセカンドレイプが原因で自殺したため、警察への復讐と殺人の目撃者の殺害。
さて前作のラストで仮面を付けて登場した山岸尚美(長澤まさみ)ですが、新田浩介(木村拓哉)に食事をごちそうした後に恋愛に発展するのかと思ったのですが発展せず、マスカレード・ナイトのラストでは新田浩介(木村拓哉)が仮面を付けて登場しました。
今度こそ恋愛に発展するのか?と期待したのですが食事の約束したのみで終わってしまいました。残念。。。
映画『マスカレード・ナイト』の感想と評価

『ホテル コルテシア東京』で日常とは違う豪華できらびやかな世界のなかで殺人事件をめぐって警察と犯人の攻防が東野圭吾の味付けで映画化!
ただ前作の『マスカレード・ホテル』を観ておくほうが、より楽しむことができますよ!
ストーリーは別物なので楽しめますが新田浩介(木村拓哉)のホテルマンとしての成長ぶりを見てほしいのと山岸尚美(長澤まさみ)との絶妙な距離感、恋愛に発展するのかしないのか?など見どころ満載で面白さも倍増するからです。
豪華な一流ホテルでお客様に最高のサービスを提供しながら『密告者』と『犯人』を見つけなければならないハラハラするストーリー展開が楽しめます。
実は『マスカレード・ナイト』の小説は木村拓哉さんをイメージして執筆したと東野圭吾さんが言っております。
映画化について木村拓哉さんの出演が決定したときはホッとしたとコメントしていますよ!

『マスカレード・ナイト』では木村拓哉さんは社交ダンスに挑戦されています。
映画の冒頭でカット割りのインサートで中村アンさんとのダンスシーンでは完璧なコンビネーションを披露していますがクライマックスで犯人とのダンスシーンも完璧でした。
『マスカレード・ナイト』の事件解決した後の会話で次はあるのか?なんて思わせぶりなシーンもあるので期待しています。
まとめ

今回は東野圭吾のサスペンス小説を映画化した『マスカレード・ナイト』を紹介しました。
刑事役の木村拓哉さんとホテルコンシェルジュ役の長澤まさみさんの絶妙なバディと実力派俳優のみなさんがサポートして最高に面白いスピード感あふれる展開を楽しんでくださいね!
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